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2019.10.18

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「平和の塔」建立・点火から30年

桜丘高校の正門を入ると正面に「平和の塔」がそびえています。この塔の火は、1945年の広島原爆投下直後、広島にいた山本達雄さんが、原爆で犠牲になった叔父さんの遺骨代わりにカイロに収めて持ち帰った火を福岡県八女市星野村で灯しつづけていたものを、分火していただいたものです。30年前、核兵器のない平和な世界を願う当時の生徒たちと教員によって「平和の塔」が建てられ、以来30年桜丘の校庭に灯しつづけられています。

今年30周年を迎えるにあたって、星野村から桜丘まで900㎞を自転車でつなぐ「ピースリレー」が取り組まれました。そのリレーが先日10月14日(体育の日)にゴールしました。当日は、山本達雄さんのご子息の山本拓道さんもお招きして、「平和の塔」の前で式典が行われ、平和への思いを新たにしました。

翌15日には、中学・高校合同の集会が行われ、この集会でも山本拓道さんから全校生徒に向けて、平和への思いや「平和の塔」の意義などが熱く語られました。

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