桜丘中学校の震災支援活動

1学年通信より 出会い・発見    第47号

1月13日の7限の全校放送集会では生徒会のユネスコ委員会より、2020年7月の熊本豪雨で被害を受けた佐敷中学校との交流についての報告を聞き、メッセージの作成を行いました。そして阪神淡路大震災の復興支援活動の取り組みの紹介もされました。

  桜丘中学校の震災支援活動

1995年1月17日阪神淡路大震災、2011年3月11日東日本大震災。この大きな震災の後、桜丘中学・高校はそれぞれの有志が、学園全体の支援を受けて様々な形で支援活動を行ってきました。現在その中心になっているのが桜丘中学・高校生徒会や『孫便りの会』です。

阪神・淡路大震災で被災し、仮設住宅で暮らしていたお年寄りとの文通「孫便り」(まるで孫からのお手紙のようだったため、この名前がつきました)や、仮設住宅訪問、募金活動、櫻輝祭へのご招待などなど、心をつなぐ活動が継続されてきました。

東日本震災では月命日11日の駅前募金活動、気仙沼でのボランティア活動、櫻輝祭での海産物販売といった支援活動が継続されてきました。3月13日に東日本復興支援の集いが予定されており、これまでの活動の大きな節目を迎えようとしています。

阪神淡路大震災以降、日本各地で多くの自然災害が起こっています。桜丘の生徒、職員はさまざまなつながりから、そうした被災地の方々とやり取りをしてきました。支援の輪は学園関係者の皆の理解のもとで育ち、互いの生きる力につながっているのです。

現在は日本全体、世界中がコロナウイルスの被害を受けている状態です。だからこそ、辛いのは自分たちだけでは決してないことを忘れてはいけないと思います。そして、これまで震災や災害で被害を受けた方々の心に寄り添い、復興・希望への道を共にできればと思います。

東日本大震災復興支援活動 りんごの里やまもと町の特産品を使ったジャム・アップルパイを販売します

★別紙の通り、桜丘中学校と山元町との交流活動の一つとして、宮城県山元町の障がい者地域支援センター共同作業所の手作り加工品の販売を毎年この時期にしています。売り上げ金は被災した山元町の子どもたちのために使われます。この活動は10年目を迎えました。

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