1年 前期総合的な探究学習がスタートしました。

桜丘中学校の総合的な学習時間は、自分だけの答えを探す知識を究める

 「LA/リベラル・アーツ」です。

確かな知識をもとに、広い視野で世の中を見つめ、課題を自ら発見し、探求し、解決する。これからの社会に生きるために必要な力です。そのために必要な、自主性や探究心、創造性を育む活動が桜丘のリベラル・アーツです。この言葉の原義は、ギリシャ・ローマ時代に理念的な起源を持ち、人が持つ必要のある技芸(実践的な知識・学問)の基本の総称です。桜丘のリベラル・アーツは、「環境科学」・「異文化理解学」・「自己・社会探究学」・「人間関係学」という4つの領域での体験的・探究的な学習を通して、自己のあり方、社会のとらえ方を身につける学習です。

1年 前期(4月~11月・週2時間の授業)のテーマは「環境科学・地域探究学習」です。

第1回(4月14日)のテーマは探究という学びについてです。

「仲間と力を合わせて、考え、行動し、自分たちらしい答えをみつけることを体験的に学ぶプログラムです。そして、話し合いのルールとしては、他人の意見を否定しない。自分の意見を否定しない。なんでも言ってみる。1人ひとりが主役でみんながのびのびできる場を楽しもう。話し合いの中で驚きのアイデアや納得のいく答えが出てくるかもしれない。など」と話をしました。

まずは、班で意見を出し合って次の課題に挑戦しました。「紙を使って塔を作ろう」(どこの班が最も高い塔が作れるかなです)各班、試行錯誤しながら塔を作っていました。1m以上の塔を作った班もいましたが、残念なことに測定直前に倒れてしまいました。

次に、課題を解決するためのステップについて学ぶために、具体的な課題を伝えて、班で話し合いを進めていきました。課題は「キレイでワクワクする学校にする方法」です。

まずは、リーダー決めです。次に各自付箋に思いつくこと、感じることを書きました。そして各自の意見を共有するためにシートに貼り、発表しました。次のステップは話し合いでアイディアを作っていきました。