2年総合学習『韓国講座』
2年前期総合学習では、10月の韓国語学研修旅行(修学旅行)に向けて、現地でのフィールドワークの準備や韓国の文化・歴史について学んでいます。今回を含め2回シリーズで韓国の伝統的な武道『テコンドー』を学びます。
今年もテコンドー道場長の申(シン)先生を講師に迎え、指導を受けました。身体の柔軟さを求められるテコンドーの授業は、ストレッチからはじまりパンチや蹴りの練習まで、みんなで楽しく汗を流しながらテコンドーについて学びました。また、先生が号令でかける言葉も「いち、にい、さん … 」でなく、「 ハナ、トゥル、セッ 」と、ハングルで指示が出ます。机上の学習だけでなく様々な経験を通して、異文化理解を進めていくことは桜丘中学校が心がけていることです。それ以外にも語学研修旅行(修学旅行)では、1グループ6~7名程度のグループに現地のガイドさんが1名ついて、自分たちが興味のあるテーマに沿って聞き取り調査やアンケートなどを実施します。例えば「韓国と日本の結婚事情の違い」をテーマとした場合は、現地の結婚式場に足を運んだり、道行く人にインタビューをしたりして、その結果を帰国後のプレゼンテーションの基礎データとして利用しています。
このように桜丘中学校では、2年生で行われる修学旅行までの半年間の総合の授業を『韓国講座』として、異文化理解や他文化共生の導入として位置づけています。