豊橋ユネスコ協会定例会での桜丘高校生たちのESD&アクティブラーニング実践発表

先週土曜日、愛知大学にて開かれた、豊橋ユネスコ協会のESD&アクティブラーニングの実践発表会で、桜丘高校高校生の生徒たち8名が2つのグループに分かれて、1年次の総合学習で行っている『国際貢献事業』の活動の1つ、アクションプランの発表をしてくれました。

これは自分たちが仮にNGOを立ち上げるとした場合、どこの国や地域を選ぶのか、また世界のどのような問題があるのかを調査し、その解決策に向けてアクションプランを発表するものです。この活動は世界の抱える様々な問題に対しての意識を高めるだけでなく、問題解決能力の向上に役立つています。

ユネスコは2014年にESDの世界大会を名古屋で行い、2017年には豊橋ではユネスコスクールの全国大会が開催される予定です。そうした意味でも桜丘が10年ほど前から取り組んでいるこの活動の発表は、ユネスコ協会からも高い評価を得ました。特に教育関係に長年籍を置き、教育作りに取り組んできた方々にとっては、これからのESDやアクティブラーニングの進め方に参考になる事があったと思います。

その発表を聞いていただいた皆さんの声の一部を掲載します(本人の了承済み)

①今日の報告では、生徒の皆さんが問題意識をもって、探求的な学習をグループで協力して取り組んでこられた成果が見事にまとめられて  いたと思います。これからの社会を担っていく皆さんには、さまざまな難題に直面する変化の激しい現代社会において、自ら問題意識をもち、解決すべき課題を明確にして、多面的な資料、情報の収集にもとづいてそれらを再構成しながら、実際の体験的な実感をともなう判断によって、具体的な方策をまとめ検証していくという試行錯誤による探求的な能力が求められています。その学習過程の成果が分かりやすく理解することができました。これからも、問題意識を明確にして、探究する能力の向上に努力を続けて下さい。おおいに期待するとともに皆さんの成長を楽しみにしています。                                                   豊橋ユネスコ協会会長:渡邉正(愛知大学名誉教授)

②素晴らしい発表ありがとうございました。とても良い学習をしていると感心していました。ここで学習したことは、必ずや今後皆さんの生き方に大きな影響を及ぼすと思います。「最近の若者は・・・」と聞くことも多いですが、皆さんを見ていると「最近の子供達はすごいな!!」と感じました。これからも自信を持って生きていってください。頑張ってくださいね。豊橋ユネスコ協会会員ESD担当:元小学校長

③皆様のステキな笑顔に魅せられました。しっかりした“日本語”が伝わりました。よく届く声「ありがとうございます!」のタイムリーなこと傾聴の姿勢の見事さに私はいっぱい学ばせていただきました。謝謝。皆様の取り組みからESD、アクティブラーニングに触れることができた私は今、とてもHappyです。                                                                      豊橋ユネスコ協会会員:元豊橋市会議員

 

 

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