「イカ」(無セキツイ動物・軟体動物)の解剖を行いました。
11月1日(水)2年理科の授業で「イカの解剖実験」を行いました。
学習内容は「無セキツイ動物の体のつくりや行動を調べよう」です。
イカの腹側を上にして置き、胴部の外とう膜(からだをおおう膜)を包丁で持ち上げるようにして、正中線(頭と胴を通る中心線)にそって胴部の先まで切り開きました。
次のように、体のつくりを調べました。
①えらや、食道と胃、肝臓などを、位置やつくり、どのようにつながっているかなどを観察。
②口の中央に見える黒い部分、俗称(カラストンビ)の観察
③イカの泳法(ジェット推進)のしくみについて調べました。 (ろうとの観察)
④すみ袋(墨汁のう)の観察。多少光沢のある白色の膜で包まれており、破るとイカスミが出てきました。
⑤イカの心臓と位置を確認
⑥イカの目の観察。
眼球を取り出すと、透明な小さなガラス玉のようなものが出てきました。レンズです。れを新聞にのせると字が拡大して見えてビックリ。
セキツイ動物の目と非常によく似た構造をしています。
実験後は、イカをフライパンで焼き食べました。味付けはバター焼きとしょう油です。おいしかった。
無セキツイ動物とセキツイ動物の体のつくりの違いを確認できた実験となりました。